Information 45
 

旧三河島汚水処分場(国指定重要文化財)

環境NGOエコ・クリエーターズ・クラブ

3回 持続可能な子育て・まちづくり東京井戸端会議 (こまち井戸端会議) 


「都電荒川線沿線まちあるき+クロストーク~谷根千の水の行方~」

~日本最初の近代下水道処理施設・旧三河島汚水処分場見学と「男女共同参画の視点からの防災」~

2016108日(土)、午後予定

12:30集合

集合場所:都電荒川線 三ノ輪橋停留所

 2016年秋に、エコ・クリエーターズ・クラブ主催で、親子連れ参加歓迎の「都電荒川線沿線まちあるきと、荒川線沿線にある日本最初の下水道処理施設・旧三河島汚水処分場(国指定重要文化財)見学+クロストーク(仮)」をおこないます。

  まちあるきは、都電荒川線「三ノ輪橋停留所」周辺になります。今回は都電荒川線で移動して、荒川二丁目停留所にある、日本最初の近代下水処理施設である旧三河島汚水処分場(国指定重要文化財)見学が、まちあるきのメインになります。大正時代のレンガ造りの建物や、かつての地下汚水処理空間が保存されている、貴重な現場を職員の方に説明いただきながら、下水処理施設の重要性を改めて考える見学会とクロストークをおこないます。

 クロストーク会場では、「男女共同参画の視点からの防災とトイレ・下水道施設等のインフラ課題」をテーマに被災地での女性の活躍や避難所運営課題事例をご紹介いただきます。2011年の東日本大震災では上下水道が大きな被害を受け、日常生活における下水道やトイレの重要性が改めてクローズアップされました。今回、下水処理施設の見学をきっかけに、災害時の課題などを含めて様々な視点から、参加者と一緒に考える機会としたいと思います。


日程:2016年10月8日(土)

予定:12:30集合/都電荒川線「三ノ輪橋」停留所  12:45~17:30(クロストーク15:15頃から)

主催:環境NGOエコ・クリエーターズ・クラブ

協力:内閣府(予定)、非喫煙者を守る会・東京(交渉中)

参加費:500円(資料・会場費/高校生以下無料/移動にかかる費用は自費負担)

クロストーク会場:サンパール荒川(荒川区民会館) 4階 第2集会室(クロストーク15:15頃から予定)

東京都荒川区荒川1-1-1   Tel. 03-3806-6531

申し込み締め切り:2016年9月28日 PM11:00(告知が遅れましたので、多少締め切りすぎても受けつけております)


連絡先:Eメール oama@nifty.com  環境NGO エコ・クリエーターズ・クラブ


定員:30名/対象:谷中・根津・千駄木地域や荒川区近辺在住の方、子育てや今回のテーマに関心の有る方など。


まちあるき案内役 

鈴木一之   環境NGO  エコ・クリエーターズ・クラブ代表


クロストーク ・話題提供(メインスピーカー)

岡田恵子  内閣府  男女共同参画局総務課長

「男女共同参画の視点で考える災害課題~避難所運営など各種事例から~」


クロストーク ・コメンテーター(専門分野から各種コメントをいただきます)

松永貞一 小児科医/感染免疫懇話会 筆頭世話人

「子どもと感染症」

朱戸アオ  漫画家「インハンド」(講談社/2016年7月23日発売)「ネメシスの杖」など感染症に関するミステリーシリーズ作品を製作中。当日プチサイン会も開催予定。

高橋愛典 近畿大学教授 「物流まちあるき」の提唱者。(スケジュール調整中。欠席の場合は資料のみ配布)



当日スケジュール予定案(事情により変更になる場合があります)

まちあるき(見学含む) 12時45分頃から15時頃(12:30集合) 都電荒川線「三ノ輪橋」停留所付近

旧三河島汚水処分場見学 14:00から14:50頃

クロストーク 15時15分ー17時15分  サンパール荒川4階 第2集会室

懇親会(荒川線沿線の禁煙店)18時くらいから


まちあるきは、都電荒川線「三ノ輪橋停留所」付近。(移動含めて約1時間弱)

都電で「荒川二丁目」停留所へ移動。旧三河島汚水処分場見学。(50分ほど)

クロストークでは、女性視点から河川/上下水道やトイレ等に関する様々な疑問を参加者の方も含め、ゆるく議論します。(2時間ほど)


<見学会注意事項>

※旧三河島汚水処分場は現場の職員の方に、数グループに分かれて地上施設や地下空間を案内いただきます。人数により当日の職員の方の手配が必要となるため、お子様(年齢)も含めて参加者名を全員分ご記入ください。

※大変申しわけありませんが、地下空間についてはクルマ椅子、ベビーカーの方は狭い階段しかないため、地上で待機とさせていただきます。

ベビーカーから降ろして、保護者の方がお子さんをお連れいただく事は可能です。ベビーカーは地上に置いておいてください。


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参加者お名前:

かな:

御所属:

ご連絡先 MAIL:

電話(当日連絡可能な番号):


まちあるき      参加 不参加

クロストーク     参加 不参加

懇親会        参加 不参加


親子連れで御参加予定の方は全員のお名前をご記入ください

ベビーカー・クルマ椅子で参加予定の方は申し込み時にその旨お知らせください

当日キャンセルされる場合必ずご連絡ください

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申し込み先: oama@nifty.com  環境NGOエコ・クリエーターズ・クラブ 担当:鈴木まで

申し込み締め切り:2016年9月28日 PM11:00

人手不足につきお手伝いいただける方募集中。

雨天時等:小雨決行(荒天の場合等は、まちあるきを中止または変更する場合があります。対応は当日午前9時までにECCサイトに掲載いたします)

まちあるき・懇親会等関連活動中は禁煙にご協力ください。

当日記録として写真・動画の撮影をいたします。記録した画像はサイト等で公表する場合があります。

以上


<企画意図>

子育てしやすい持続可能なまちづくりを各方向から探る事と、子育て支援活動に関心の有る方や都市計画、地域の歴史、建築、医療、福祉、環境、土木・交通政策、農林水産業等に関心の有る方々とのゆるい交流の場にしたいと思います。中・長期的にはドボジョ(交通政策など土木工学系専門知識を持つ女性)を増やして、女性の目線をまちづくりに生かす事を目指します。


<背景>

交通系や土木工学系職種は関係者のジェンダーバランスが悪く、女性が関わりづらい状況が続いています。

子育てしやすい社会を作るには、男女共同参画の理念が社会各層へ浸透し、女性の目線を生かしたまちづくりのできる土壌を作り上げる必要があります。子連れでも参加しやすい「まちあるき」などで地域の歴史や地域資産を確認し、物流など様々な角度から「まちの在り方」を知っていただく機会を創出します。このような企画を通じて女性層や親御さんに土木工学系の職業に関心を持っていただく事が目的のひとつです。また、環境的に持続可能で「歩いて暮らせるまちづくり」の方向についても、皆さんと情報共有したいと思います。

同時開催:朱戸アオさんの新刊「インハンド」の販売とプチサイン会

クロストーク終了時に漫画家の朱戸アオさんの新刊「インハンド」の販売とプチサイン会をおこないます。事前に予約可です。朱戸さんは東京芸大建築科出身、現在静岡で子育てしながら制作活動中の女性漫画家です。

終了しました。

↓当日写真

ページ下に掲載

第1回「本郷・根津周辺まちあるき」話題提供:華房実保 内閣府大臣官房審議官(男女共同参画局担当) 

参加:16名

http://ecc.jp.net/saito/information43.html


第2回「千住まちあるき+クロストーク」話題提供:山田あすか 東京電機大学 未来科学部建築学科 准教授  参加:17名

http://ecc.jp.net/saito/information44.html

第3回 持続可能な子育て・まちづくり東京井戸端会議(2016年10月8日) 当日写真

都電荒川線「三ノ輪橋」停留所。

国道4号線(日光街道)沿いにあるレトロな佇まいの三ノ輪橋商店街入り口。旧王子電気鉄道社屋で現在は写真館になっている。

中島弁財天(なかのしまべんざいてん)。元大名屋敷(大名伊勢亀山藩主石川家)の敷地内にあった弁天池ほとりに設置されていたと伝えられている。跡地で大正時代創業した銭湯「弁天湯」の女湯脱衣所中庭に置かれていたが、弁天湯は東日本大震災で被害を受け廃湯となりました。その後建設されたビル脇に地元の方が移設して奉られています。

ジョイフル三ノ輪橋商店街の老舗珈琲屋さん「ぱぱ・のえる」前で、店主の方からお店や商店街のお話をしていただきました。

日本で最初の近代下水処理施設で、現在重要文化財に指定保存されている、旧三河島汚水処理場の敷地内を職員の方に案内いただきながら見学。

旧三河島汚水処理場の地下空間。閉鎖されるまで使用されていた地下の一部が今でも見学可能。(注:狭い階段でしか降りられません)

クロストークではメインスピーカーの岡田内閣府課長から東日本大震災時の避難所で男性と女性で異なる災害時のニーズや日頃の防災活動で男性が中心になっている現状などのお話がありました。

クロストーク終了後、漫画家の朱戸アオさんを囲んでプチサイン会を実施。九段下にかつて実在した関東大震災後の復興共同建築ビルを舞台にした「九段坂下クロニクル」(共著/小学館)など著書あり。